採集記 2004.05.28〜29 ナイター下見&コルリ採集



プロローグ


いよいよシーズン間近である。
まだナイターには早いと判っているのだが、どうにもウズウズが止まらない。
まぁ、クワガタは無理でも下見と言うことで行ってみるか、コルリは出来るだろうし。
と自分自身を納得させて、何はともあれ、無理やりシーズンを開幕させたのである。



ナイター


ナイターの方はなるべく暖かめの所ということで行ったおかげか、10時過ぎでも気温は18度くらい。
たまたま天候の方もラッキーだったんだが。
んが、成果は...
いくらなんでも、まだ早すぎるみたいである(^^;
9時過ぎには諦めて下山。
1kW×2灯の灯火をやっていた人がいたので、挨拶に行く。
なんとミヤマ1♂を採集していた。
流石と言えば流石であるが、あれだけ強力な灯火セットでもそれだけとも言える(^^;
そりゃ、街灯ルッキングでは無理だろうなぁ...



移動


うさぎ
道に飛び出したうさぎ(ブレブレ(^^;)
その後延々と車を走らせ、某(って程の事はないのだが(^^;)温泉へ。
地元の人に、
 「この辺は熊が出るから、一人で歩かない方が良いですよ」
と驚かされつつ、時間的な関係で電気もつかない温泉に懐中電灯の灯かりで入湯。
成分表示はされていなかったみたいだが、鉄-塩の味がした。
かなり良い湯で、日中に入りたかったなぁと思いつつ、でも遠かったからもう来れないかも(^^;

その足で、またまた延々と車を走らせ、檜枝岐に。
時間は午前1時頃かな。
たかつえの温泉に行ってみたのだが、なんとこんな時間に入っている人が...
仕方ないので、木賊の河原の湯へ。
こっちは午前2時頃到着。
んが、こちらはなんと10人くらい入湯中(@@;
今何時だと思ってるんだ!!
...と思いつつ入湯。
檜枝岐村に行って、就寝。



コルリ


コルリ
ブナの新芽につくコルリ
翌日、午前8時10分起床。
とりあえず、コルリをやりに某有名林道へ。
ブナの新芽もろくにわからない超初心者であるため、現地に入って、誰か得意そうな人を探して...
と考えていたのだが、時間が早かったせいか(午前9時過ぎ?)誰もおらず(;_;
仕方が無いので、あいあんさんに連れて行ってもらったときのことを思い出しつつ、まぁ、2〜3匹採ればいいかと林道を登っていく。
が、なかなかブナの新芽も見つけられず(ってか、どれがブナの新芽じゃぁ〜!!)
頂上付近に至り、
 「おっ!あれがブナじゃないか?」
と、見つけた新芽でコルリペアを発見。
一度見つけると後は泥縄...と言うか、次々に発見。
実質1時間くらいのうちに、30匹くらいは採集。
そのうち、満腹になってきて、写真撮影だけしてみたりして(^^;
きっと、コルリ採集を得意としてる人なら、軽く100以上採集できたんじゃないだろうか。

いくらなんでも、もういいだろうと言うことで昼前に山を降りてくると、くわたけさん達を発見。
まだ上がってきたばかりと言う事で、4♂1♀採集した所だとか...
もっと早く来てほしかったなぁ(^^;
 「頂上付近まで上がっちゃった方が良さそうですよ。」
とアドバイス?しつつ林道を後にした。
林道を出たのがちょうど昼頃か。



木賊とたかつえの温泉


湯の花岩の湯1 湯の花岩の湯2 湯の花岩の湯3
メイン道路の曲がり口 メイン道路を曲がる 橋を渡って左側
湯の花岩の湯4 湯の花岩の湯5
少し踏み分けた道に入る 先に見えるのが岩の湯

 「今日は時間があるので、温泉に入りながら帰るか。」
...と言うことで、まだ入ったことの無い湯の花温泉岩の湯に向かう。
道路沿いにある温泉街地図を頼りに探すが、なかなか見つからない。
ようやく見つけると、川沿いのひなびた感じの建物であった。
かなり雰囲気が良い。
湯の花の4箇所の共同浴場の中でもピカイチのような気がする。
...が、熱くて殆ど入れず(^^;
寝湯?の方だけ水でうめさせてもらい、入湯。

湯の花岩の湯外観 湯の花岩の湯主浴槽 湯の花岩の湯寝湯
岩が突き出た外観 主浴槽 寝湯
湯の花岩の湯主浴槽の底 湯の花岩の湯景色(左側) 湯の花岩の湯景色(右側)
主浴槽の底。青光りしている 岩の湯の外の景色(左側) 岩の湯の外の景色(右側)

更に降りて、焼肉フロンティアに向かう途中、今度はかみきりをやっているむげんさん、かささん達を発見。
まだ5月だと言うのに、みんなよく来るよなぁ(^^;......と自分のことは置いといて...

メイン通り メイン通りを曲がる
メイン通り(左側の「民宿たかつえ」と
「民宿やまびこ」の間を入る)
メイン通りを曲がった道
看板
「水芭蕉ニッコウキスゲ群生地」の看板を直進(この先未舗装)

焼肉を食べた後、たかつえの樽風呂温泉に向かう。
ここは先週位にインターネットで発見。
是非入ってみたかった。
湯は無味無臭透明。
なんら特徴は無いものの、周りは全て開放でとても気持ちが良い。
充分に堪能した後いよいよ帰宅の途へ。
樽風呂1 樽風呂2
樽風呂 また樽風呂
樽風呂3
またまた樽風呂(^^



最後の最後に不動の湯


塩原元湯あたりを午後3時過ぎに通過。
そう言えば、ここには無料で入れるパスポートが使える温泉があるんだよなぁ...
と考えつつ、「はっ!」と思い出す。
この時間なら、河原の共同浴場「岩の湯」、「不動の湯」に入れるじゃないか!
いつも檜枝岐の帰りと言うと夜中なので、入りたいと思いながらも諦めていたのだが、今日はチャンスである。
大体の場所は判っていたのだが、探すこと30分程度。
遂に両共同浴場へ向かうつり橋を発見。
両方入って帰ろうと思ったものの、「岩の湯」の方はだいぶ混んでいる様子だったため、「不動の湯」だけに入ることに。
多少なりとも炭酸が含まれているのだろうか、湯には細かい気泡があったように思われる。
味は、昨晩最初に入った共同浴場に比べるとやや薄めとは言え、鉄-塩の味。
湯の色が透明に近いので、鉄分の量はそれ程多くは無いのかもしれない。
しかし、上がった後ハンドルを握ると、指先がさらさら。
アルカリ度はやや強めか。
写真をとろうとしたのだが、携帯がバッテリー切れでNG(;_;
またいつか来ようと思いながら高速を走って帰ったのであった。



教訓?


やはり5月の街灯採集は、さすがにまだ無理!(^^;;;




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