採集記 2001.07.14 山形編



プロローグ


もう2〜3年にはなるだろうか。
山形での採集情報を聞き、是非行ってみたいと思っていたのである。
が、同時に、いかに山形が遠いかと言うことも聞き及んでいる。
行きたい、行きたいと思いながらもなかなか実行に移すことは出来なかった。
今年もまた、なんとか行きたいなぁと思ってはいたのであるが、いざ実行しようとするとつい尻込みしてしまっていたのだ。
しかし、昨年までとは違い、今年はスズリさんという相棒が控えている。
延ばし延ばしにしようとする私の背中を押してくれるのだ(^^;
私の当初の予定では、最初檜枝岐辺りで一泊し、翌日山形へ。
次の日に新潟に移動して、また一泊して帰ってくると言うつもりであった。
一人で行くつもりであったので、体力と、交通費を勘案してのことである。
が、二人で行くとなると話は変わってくる。
高速代を奮発して一気に山形へ行けるのである。
と言うことで、単なる普通の週末、
  「山形へ行こうと思っているんですけど...」
と言うスズリさんの言葉に後押しされ、
  「んじゃ、イッチョ行ってみましょうか」
となったのである。
ちなみに、今回の日程であるが、7/14、15山形での採集。
16の日中に新潟へ移動し、16の晩は群馬採集オフに合流(月曜日の採集オフである(^^;)
その夜中に帰宅の予定であった。



出発


7月14日(土)。 スズリさんとの待ち合わせ時間はPM1:30である。
家を11時に出発。
充分に間に合う時間なのである。 が、何を勘違いしたのか、待ち合わせに間に合わないような気がしてしまった。
この際しょうがないと、高速に向かう。
狭山・日高インターから圏央道に乗る。
もちろん順調である。
途中、時間を勘違いしたことに気が付き、多少時間調整をしながら無事待ち合わせ場所に到着。
程なく、スズリさんも現れた。
今回はちょっと遠出なため、スズリ車に移乗する。
燃費から言うとドミンゴの方が半分くらいで済むのであるが、さすがに遠距離は辛い。
第一、二人で寝ようと思うと狭いのである(^^;
また、スズリ車にはナビがついている。
初めてのポイントでは非常に役に立つ。
この際、燃費は目をつぶろう(^^;

佐野インターから東北道に乗り一路山形へ。
現地付近にはPM6:30頃に到着した。
ちなみに、高速使いまくりのため、檜枝岐や新潟ポイントに行くより短時間で到着した(^^;
ガスを入れ、コンビニで夕食を購入後、下見に向かう。
まだ明るいウチにポイントに到着、付近を見回り灯火を張れそうな場所も発見。
が、いかんせん、情報もあやふやで、本当にこの辺で採れるのかどうかも分からないため、今日は街灯廻りに徹することにする。
(もともと、私がライトトラップに非積極的だと言うこともあるのだが...(^^;)
午後8時頃になり、空も暗くなって、いよいよ山形での採集がスタートするのであった。



初日、当初予定ポイント


結構有望そうな自動販売機の脇で夕食を採った後、まずは、下見で見つけていた駐車場付近に移動。
入口の街灯を見る。
いきなり私の目に入るものが...
  「スズリさん、来てみぃ」
「なんですか?」と近寄るスズリさん。
そこにあったのは、鳥に腹を喰われた53mmくらいのオオクワの♂であった。
本当にいきなりのオオクワ。
やはり、この辺にオオクワがいる。
死骸であったのは残念であるが、一気に盛り上がったのは間違いがない事実であった。

そこで、今日はこのポイントを中心に付近の街灯を回ることにする。
距離にして4kmくらいの範囲を見回ることになる。
そこから、1km程上がってゆくのであるが、さすがにまだ時間が早いらしく、何も見つからない。
それじゃ、と言うことで先程の駐車場付近に戻る。
さっきオオクワの死骸を見つけた対岸で、スズリさんがクワガタを発見。
更に発見、また発見。
多分、コクワ、ノコなどであったと思うが、次々と発見してゆく。
私はと言うと、同じ所を見ていてもつまらないので、徒歩で対岸(つまりオオクワの死骸を見つけたところ)に向かう。
到着後、いきなりノコ♂を発見。
結構大きい。
また、電柱に掴まるノコ♂小歯型を発見。
ケースを持ってこなかったため、それだけで両手がふさがってしまった(^^;
仕方が無く、スズリ車まで戻ろうとしていると、スズリ車が移動し始め、こちらに向かってきた。
で、とりあえず、先程のノコ2♂を無事ケース内に納める。
スズリさんは、ここでもコクワ?を見つけたようであった。

さすがに、そのポイントでは取り尽くし、次に向かう。
が、なかなか数が増えない。
もちろんオオクワはまったく見られないのである。
そろそろこの辺で戻ろうか、と言う頃他の採集者何組かとバッティング。
声を掛けてみるが、なんだか素っ気ない。
一応挨拶くらいは返してくれるものの、親しく話をすると言うまではいかなかった。
もっとも、親子連れとかなため、我々とはちょっと趣が違うのかもしれない。

と言うことで、車をUターンさせ、また上に上がっていくことに。
街灯下で、ぼちぼち、ノコ、コクワを追加してゆく。
が、不思議である。
普段我々が採集している檜枝岐や、新潟の場合、まずアカアシが採れ、ミヤマ、コクワが採れて、たまにノコが混ざる。
そして、何かの拍子にオオクワが採れると言う感じなのである。
が、ここではノコがメインで、コクワはそこそこ。
アカアシやミヤマは殆ど採れない。
標高が低いのだろうか。
確かこの辺がオオクワのポイントのはずなのであるが、だんだん不安になってくる。
もしも、最初のオオクワ死骸を見ていなかったら、すぐにでも他のポイントに移っていたかもしれない。
とは言え、他に移るポイントを知っているわけではなく、仕方なしにこの辺をうろうろする。
先程のオオクワ死骸ポイントに行ったが、他の採集者がいたため、パスして上に向かう。
が、殆ど成果はなくまた戻ることに。
で、サイドオオクワ死骸ポイントに戻り、スズリさんがまた対岸、私が死骸ポイントを捜索。
私の方は今度はコクワしか見つけられなかった。
そこで、そこから10数m程離れた自動販売機に徒歩で向かうことにした。
ま、そのうちスズリさんもこちらに流れてくるだろう。
自販機について探してみると、黒くツヤのあるクワガタを発見。
捕まえてみるとアカアシ♂であった。
で、再び、クワガタを見つけ、今度はアカアシ♀。
ここに来て、ようやくアカアシが採れた。
  「う〜ん、そろそろオオクワも採れないかなぁ...」
などと思ってみるが、そうは甘くないのである(^^;
その後、10時頃までうろうろしたが、遂にオオクワの姿は見ることが出来なかった。



初日、あいあんさんから聞いたポイント


そもそも、この辺の情報は殆ど持っていない。
ほんのわずかな情報を元に探しに来てしまったのである。
もしかしたら、全然間違ったところを探しているのかもしれない。
と言うことで、場所を変えてみることにした。
で、適当に場所を移し、車を流していると、だんだん山の中に入ってきてしまった。
当然、街灯はない。
  「う〜ん、これはちょっとマズイかも」
と言うことで、Uターンして町中方面に戻る。
情けないが仕方がない。
  「こんな所までは滅多に来られないから」
と自分に言い訳しつつ、あいあんさんに電話を掛けることに...
  「今、山形に来てるんですけど、どうも採れるクワガタの種類が、オオクワが採れそうな雰囲気じゃないんですよね。どこか、良いところ無いでしょうか?」
と聞くと、
  「○○の××の前と、その裏にある街灯を探してみてください」
と言うことで、しっかりポイントを教わってしまった。
で、早速○○方面に向かうことに。
が、××がない(^^;
△△から3〜4kmくらいと言うことだったのだが、一向に見つからないのである(^^;;
まぁ、××が有ろうが無かろうが、街灯ごとにチェックしていく訳なのでそんなに問題はないのであるが、さすがにちょっと心配になってくる。
もしかして、まだ道を間違えてるとか...
まぁ、街灯が続く分には構わないか、と言うことで構わずズンズン進む。
と言っても、クワガタは殆ど採れない(;_;
採れてもノコかコクワである。
どうも種類の感覚が...
と、気が付くと前方に明るい街灯が。
行ってみると××であった。
ただし、あいあんさんから聞いた距離とはかなり違っていた。
まぁ、距離は多分感覚的なものだろうから...
と、気にせずチェックに掛かる。
(実は、あいあんさんが言っていた××はここではなかった(^^;)
で、コクワは採れたものの、オオクワは出ない。
時間も、そろそろ午前2時に近づいてきている。
  「もう少し行ったら今日はあきらめて寝ましょうかね」
と言う感じになってきた。
まぁ、明日もあるし、そう簡単には行かないだろう。

じゃ、この辺を探したらUターンして戻りましょうか。
と言うポイントに着き、車を降りて探すことにした。
スズリさんは右側の明るい街灯へ。
私は反対側の街灯へと向かう。
最後と思い、かなり気合いを入れて探すが何も見つからない。
スズリさんもあきらめたのか、車を寄せてきてくれた。
  「んじゃ、終わりにするか」
と言うことで、車に乗ろうと近づいていくと、足下にクワガタを発見。
車の助手席側から、1mくらいの所である。
どうやらノコ♀のような体型である。
下手するとスズリ車に踏まれる所であった。
最後の一頭かなと言うことで、拾ってみると、背中にスジがある。
  「!!!!!」
ライトを当て直してみるが、どうやら間違いなさそうな気が...
もすこし明るいところでチェックしたい。
  「車の中で見てみるかなぁ」
と思い、更にドアに寄るが、
  「やっぱ、間違いないだろう!」
と、ドアを開けるのをやめ、車の前を通って、運転席側のドアへ。
さりげなくスズリさんに握手を求める。
  「えっ? 本当ですか?」
  「ん、ホント、ホント(^^」
至福の瞬間である。
まさか、最後の最後にゲットできるなんて...
もちろん時間も時間なので、その後更に車を進めたなどと言うことは、(ほんの少ししか)無かったが、帰りの道すがら、一層気合いを入れて街灯をチェックして行ったことは言うまでもない。
まぁ、更にオオクワを追加すると言うことはなかったものの、気合いの入った瞬間であった。
明日もきっとこの気合いで探すことが出来るだろう(^^



二日目日中


道の駅で寝ていたのであるが、朝起きてみると7:30頃であった。
いつもなら、5時頃か6時くらいには目が覚めてしまうのであるが、今回はよく寝られた方である。
が、実は夜中に2〜3度、スズリさんがエアコンを入れたとき、ちょっと目が覚めていた。
逆に言うと、時々エアコンを入れてくれていたおかげでぐっすり眠れたのかもしれない。
が、どうもスズリさんはあまり寝られなかったらしい(^^;
私のいびきのせいかもしれないがこればかりはどうしようも無いのである。
もっとも、そもそも車に寝慣れているかどうかと言う違いも有るらしい。
私の方は、多少、首を寝違い気味ではあるものの、快調そのものであった。
で、
  「じゃぁ、今晩用と言うことで、テントでも買いに行きましょうか」
と言うことで、新潟方面に向かうことに。
実は、割と近所の新潟方面にはnamihiroさんが社内旅行で来ているらしい。
もしかして会えるかもしれない(実際には会えなかったが...)。

で、無事テントも購入、帰り道の道すがら温泉にはいることに。
やはり温泉は気持ちがいい。
さすがに日曜日と言うことで、残念ながら休憩室は一杯で一寝入りと言うわけにはいかなかったが、充分に英気を養うことは出来た。
いよいよ、本日の採集に向かうのである。



二日目夕方


今日はライトトラップを張ろうと言うことで、場所を探す。
当然、昨日オオクワをゲットした近くで探すことになった。
そもそも、昨日オオクワを採集した付近は、日中に見ると、
  「ホントにこんな所でオオクワが採れるの?」
と言う感じの所であり、私的にはあまりトラップには熱心ではなかったのであるが、なんとかトラップを張れる場所も見つけた。
が、この頃少し雨が落ちてきた。
ん〜、マズイ!
が、それ程ひどい雨にはならなそうな感じもしたので、しばし昼寝をし、様子を見ることにした。
1時間ほど寝て、起きてみると...
雨は殆ど降っていない。
こりゃ行けるかな、と、辺りが暗くなるのを待つ。
が、暗くなるに連れ、だんだん雨が多くなる。
...(;_;
折角の山形だというのに...
考えてみると、今回は天気予報を調べてくるのを忘れていた。
つらいぃ〜(;_;

散々どうしようか迷ったものの、どうも雨はやみそうもなく、この際山形をあきらめ、新潟に向かうことにした。
山を下りてゆくに従って、雨はドンドン強くなり、早めにあきらめたのは正解ではあったのだが...
折角昨日最後にオオクワも採集し、気合いが入っていただけに残念であった。



二日目夜


実は、初日に山形でオオクワをたこ採れし、
  「もう山形産はいらないや!」
となったときの用意として、新潟の産地も何ヶ所か見つくろっておいた(^^;
で、理由は違ってしまったが、折角なのでそちらに向かうことにする。
とあるダム湖に行くと、ダムの上に水銀灯が並んでいた。
  「これは行けるかもよ(^^」
と言うことで、車を降りてダムの上を歩いてみることに。
すると、いるわ、いるわ。
コクワ、ノコ、アカアシ、ミヤマなどの普通種とは言え、水銀灯ごとにクワガタが拾える。
オオクワは採れないものの、なかなか楽しい。
と言うことで、ダムの上を3〜4周もしただろうか。
多めに持って行っていたはずのケースが、あっという間に一杯になってしまった。
微妙に雨が落ちてきており、また、子連れの採集者が来たこともあり、ここはもうやめて、先に進むことにした。

昨日は、殆どスズリさんに運転して貰ったのであるが、今夜はスズリさんの事情で私が運転している。
(温泉に入ったときに、どこか足をぶつけてしまったらしい)
ナビをスズリさんにまかせっきりにしていたおかげで、何処をどう通ったのか分からないが、目の前にお城のようなホテルが登場した。
胎内という所らしい。
それまで、ズゥ〜と山道で(とは行っても、道路は全て素晴らしいもので、さすがは新潟県である)、いきなりの登場だったもので本当に驚いたのである。
ホテル全体がライトアップされ、あたかも夢の中に出てくるような光景であった(^^;
  「こりゃ、一度家族でも連れてきたいものだ」
と思ったのであるが、考えてみるとウチからはとぉ〜っても遠い(^^;;
こんな所に、誰が来るんだろう?と逆に不思議に思ってしまったものである。
ちなみに、後日佐渡2号さんに聞いたところ、このホテルを含め2〜3箇所、村で建てた建物らしい。
どうも村長さんが、資金調達の名人とのことである(^^
田中角栄氏といい、胎内の村長さんと言い、新潟県人は凄い人が多いようである。

閑話休題
と言うことで、いつもの新潟ポイント(16日に群馬オフの予定)に向かっていくのである。
が、どうしても街灯があるたびに速度をゆるめてしまい、なかなか現地に着かない。
しかも、カブトは時々見つかるものの、クワガタは殆どいない。
結局、ひたすら車を走らせただけの夜となってしまった。
で、現地到着はまたまた午前2時過ぎ。
一応は街灯下などをチェックしたものの、新潟ポイントでも成果は全くなし。
雨のおかげでまったく無駄になってしまった一日であった。



三日目日中


朝起きてみるとやっぱり7時を過ぎていた(^^;
どうやら、スズリ車はドミンゴより寝やすいらしい。
昨日の経験を生かして、スズリさんはテントに寝たので、きっとスズリさんもぐっすり寝られただろう。
...と思ったら、やはりあまり寝られなかったらしい(^^;;
どうやら、一日目に寝られなかったのは私のいびきのせいだけではなかったようである。
ちょっと安心したと同時に、スズリさんの体調が気になるが、仕方がない。
本日の温泉で一眠りすることにしよう。

で、日中なのであるが、ヒメオオ採集をしないと結構暇である。
本当なら、この間に山形から新潟へゆっくりと移動してくる予定だっただけに、他には何も予定していなかった。
じゃ、ちょっとドライブでもしましょうかと言うわけではないが、思い切って湯沢方面に向かってみることにした。
先日私が見つけた100円ショップに行ってみるつもりなのである。
が、途中朝食にマックに入った所で、そろそろ良い時間となってきており、100円ショップはあきらめて、小出にある日帰り温泉に行くことにした。
実はここは始めての温泉で、是非とも行かなくてはならないと言うわけではなかったのである。
が、まぁ、折角だし、また、スズリさんの寝不足の件もあるしと言うことで、早速向かうことにしたのである。
ちなみに、ここは「薬師の湯」と言う温泉で、湯ノ谷道の駅近くに看板があるので、よければ参考にしてみてはいかがだろうか。
で、着いてみると、まぁなんと言うか、それ程の外観ではなかった(^^;
ちょっと期待はずれではあったのだが、まぁ、折角だから入ってみようと言うことになったのである。
で、中に入りお金を払っていると、
  「仮眠室もありますよ」
と、カウンターの人が教えてくれた。
  「おっと、そいつは好都合(^^;」
と言うことで、温泉にはいる前に覗いてみることに。
で、これがまた、エアコンは効いているし、ソファーベットみたいなのはあるし、暗くなっているしで最高である。
一発で気に入ってしまった(^^
こんな仮眠室はもしかするとあちこちにあるのかもしれないが、私にとっては初めての経験である。
これからここを根城にしてしまうかもしれない(^^;
(と言うか、既に翌週、長野に新産地探しに行った際、わざわざこんな所まで来て、利用してしまったのである(^^;)



三日目夜


今晩は群馬組と埼玉組の合同採集オフである。
ライトトラップ予定地に着き、しばし待っていると、群馬組が登場。
トラップを張ることになった。
今回は埼玉組も合同という感じで、伊賀さん、スイングさんも一緒である。
また、今回特筆すべきは、まちかねさんが登場することである(そのために月曜日になった)。
と言うことで、メンバーは、まちかねさん、namihiroさん、スズリさん、nakakuwaさん、HASEさん、うららさんの群馬組。
伊賀さん、スイングさん、坂ちゃん、私の埼玉組である(坂ちゃん、namihiroさん、スズリさん、私はどちらにも入っているが...)。
本当はトムさんも来る予定だったのであるが、今回は不参加になってしまった。
残念である。

さて、今回はライトトラップを2基設置している。
明るさは全部で3000Wくらいであろうか(^^;
何しろ、発電器の総容量は4.5kW程有るのである。
まぁ、見事というかなんというか...
が、しかし、街灯派の私としては、折角のライトトラップ場から離れてしまうのである(^^;
まずは、スイング車に載せて貰い、スイングさん、伊賀さんと。
戻ってきたと思ったら、今度はスズリさん、HASEさんと。
で、いつもの街灯をしばらく探して、そこにいた佐渡2号さん(既にこの日オオクワゲット済み)と話していると、また採集者が車から降りてきた。
すこし話していて、ふと気が付いたのである。
  「もしかして、tokushiさんですか?」
  「はい」
と言うことで、昨年から一度お会いしたいと思っていたtokushiさんに遂にお会いすることが出来たのである。
ちなみに、tokushiさんと言うのは、
  http://www.geocities.co.jp/AnimalPark-Tama/5338/
で、湯沢の昆虫と自然というHPを作っておられる方である。
昨年来メールでやりとりしており、採集地情報などを話し、今年遂にこの新潟ポイントでオオクワ♀を採集している。
初めてお会いした訳なのであるが、前もってメールでやりとりしていただけに、初めての感じがしない。
良きかなクワガタ友達と言う感じであった。
なお、手土産と言うことで、tokushiさんから地酒「八海山」をいただいてしまった。
誠に申し訳ない。

その後、ライトトラップ場に戻り、佐渡2号さん、tokushiさんとしばし会談。
楽しく、且つ、有意義な一日となった。
ちなみに、クワガタは殆ど採集できず。
全体の成果としては、この日、nakakuwaさんがオオクワ♂を採集。
坊主は逃れていたのである。



エピローグ


と言うわけで、初めての山形で無事1♀を採集することが出来た。
まぁ、その後は泣かず飛ばずではあったのであるが、まったく言うことはない。
出来過ぎと言っても良いだろう。
前回の檜枝岐といい、今回の山形と言い、今年はなんだかついてるのかもしれない。
これからが楽しみである。




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