採集記 2000.06.10 群馬編
群馬支部ヒラタ採集オフ




プロローグ


ここの所、何しろ仕事が忙しいのである。
6/10、この日も休日出勤をしていた。
この日は群馬支部で群馬ヒラタ狙いの採集オフを行うことを知っており、本年はまだ採集に行っていないため、何とか参加したいものだと思っていた。
が、やはり仕事が延びてしまい、6時になっても終わらない。
オフは伊勢崎7時半集合とのことで、さすがにそろそろ出ないことには間に合いそうもない。
今回は見送りかなぁと思っていたのだが、だんだん行きたくて仕方が無くなってきた。
 「う〜ん、行きたい!」
と言うことで、同僚が仕事を続けているのを後目に、無理矢理帰ることに。
示しが付かないが、しょうがない。
なにせ、今日は休日出勤なのである。
少しは大目に見て貰おう(^^;



伊勢崎へ


なんだかんだごまかして、会社を出たものの、既に時間は6:45
5時に出れれば一般道を通っても充分に間に合うはずだったのであるが、この際仕方がない、高速をフルに使おう!
と言うことで、圏央道入間インター(滅多に使ったことがない)から高速へ乗る。
鶴ヶ島から関越に入りしばらく走るが、それでも到底間に合いそうもない。
仕方がないので、スズリさんに電話。
 「今日は採集オフですよね。もうみんな集まっていますか?」
 「はい、後はまちかねさん待ちです。あ、今来ました。」
う〜む、無情にも出発しそうな感じである。
仕方がない、もう少し進んだ所で拾って貰おう。
 「これから何処に向かうんですか?」
 「○○インターの先の方に行こうと思っています。」
おっとラッキィ!
○○インターなら、このまま関越で行けば皆さんに先行できそうである。
 「実は今そっちに向かっているんですよ。高崎インターで拾って貰えないでしょうか?」
行きたがっていた採集オフなのであるが、最後まで参加できるかどうか分からなかったため、参加表明をしていなかったのである。
が、心優しい群馬支部の面々のこと、
 「わかりました、インター近くに付いたら電話します」
やったね(^^



まずは道路脇で


現地に着き、道路脇に車を止める。
すると皆さんが車を降り、なんだか騒いでいる。
何かな?と行ってみると、
 「コクワゲット!」
どうやら、早くもクワを発見したとのこと。
本当の採集ポイントは、ここから歩いて5〜10分の所にある林なのに(^^;
発見者はどうも、うららJrまたはM氏Jrらしい。
う〜ん、流石は子供、目の付け所が違う。
大人だけだったら、きっとこんな所は探していないだろう。
ホントに道路っ端の、イチジクか何かの木であった。



いよいよ採集


で、いよいよ採集ポイントとなる。
向かって左側はクヌギの林、右側にはヤナギが群生している。
確かにヒラタ狙いには良さそうなポイントであった。
んが、行けども行けども何もいない。
流石は私の採集記である。(^^;;
ようやく、
 「あ、いた!」
見ると樹上にコクワ♂が一匹。
本命ではないが、何もいないよりよほど嬉しい。
 「網、網!」
と言っているウチにコクワは落ちてしまった。
そばにいた子供達、そして大人達の必死の捜索にも関わらず、コクワは逃げ延びてしまったのである(^^;

もっとも、それがターニングポイントであったのか、その後ぼちぼち採集され始めた。
一番の大物はHiroさんの採集したノコ♂(大歯)であった。
他はコクワが数頭。
結局、本命のヒラタは一頭も採れなかった。

ちなみに、その後、車を止めたところに戻り、イチジクの木で更にコクワが採れたことを書いておく。
私もめでたくコクワ♂を発見、ゲットした。
もちろん、コクワなんていらない(ヒラタもいらないが(^^;)ので、子供達にあげたのは言うまでもない。



第二ポイントへ


そろそろ時間も遅くなってきていたので、とりあえず子供連れのうららさんはここで帰宅。
残り組の我々は第二ポイントに向かう。
...つもりであったのだが、それまでパラパラであった雨がだんだん強くなってきてしまった。
 「どうしましょうか」
とか言っていたのであるが、
 「じゃぁ、とりあえず伊勢崎へ戻って考えましょう。」
となり、一路伊勢崎へ。
戻ったのはよいが、雨は弱まるばかりか、どんどん降ってくる。
 「こりゃ駄目ですね。じゃ、第二ポイントは『どん』ということで」
となった。
ちなみに、『どん』と言うのは群馬支部飲みオフ伊勢崎バージョンが行われる居酒屋である(^^;
Mさんはやはり子供連れのため、ここで帰宅。
残った、namihiroさん、スズリさん、HASEさん、Hiroさんで『どん』へ向かう。
好きだなぁ、みんな(^^;;
途中、うららさんを送りに行っていたまちかねさんにも携帯を入れ、
 「第二ポイントは『どん』になりました(^^;」

と言うことで、30分も経つウチにはまちかねさんも登場。
私にとって本年初のクワガタ採集の夜は、極楽のウチに過ぎていったのであった。



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