採集記 1998.07.11 檜枝岐編
あいあん
この採集記は、あいあんさんが月刊「くわがた狂の大馬鹿者達！８月号」に投稿した記事に一部加筆、修正した物です。
プロローグ
急遽、集合時間が”現地正午”から、”現地午前７時”に変更となり、深夜１時に自宅を出発する。
途中タカさんと合流、ウチヤマさんを拾い首都高から東北自動車道へ。
午前３時東北道「佐野サービスエリア」にてあ〜さん、Ｙ隊員と合流。
サービスエリアでは深夜である。
もちろん、人影もまばらだ。
しかも、滞在時間はほんの２，３分だったのだ。
んが、しかし、Ｙ隊員の存在に気づくファンがいた。
さすが有名人だ。
午前の部
徒歩でルッキングする４人の隊員達
 |
さて、第一目的地の林道に午前６時過ぎには到着する。
林道沿いのヤナギを見ながら峠まで上がるが、我々の車の後にもう一台続いて上がってくる車がいた。
このときはわからなかったが、実はこれが安達さん達の車だった。
峠を越えて、また車内からルッキングしながら先に進んだ。
３００ｍ程進んだところで、ヒメオオ１♂発見！
ヒメオオ＠ヤナギに飢えていたこともあり、思わず大声を上げてしまう。
「いた〜〜。」
・・・恥ずかしい。（＾＾；
網をとるヒマももどかしく素手でゲット。
幸先良し。（＾＾
さらに道が広くなったところで、あ〜さんの車を置き、１台で下る。
いつものように１人が車を運転し、ほかの人は徒歩でルッキングだ。
初ゲットしたヒメオオを手にするＹ隊員
 |
歩き始めてわずか数分、あ〜さんがヒメオオ♂♀を発見した。
今度は注意深く網をさしだし、初ゲット。
さらにあ〜氏は待望の大型のアカアシもゲットした後、Ｙ隊員もヒメオオ♂を初ゲット。
２人に先を越され、少し気合いを入れ直すウチヤマ隊員とタカ隊員
 |
その後ウチヤマさんもヒメオオ♀をゲットするが、のこるタカさんは相変わらず慌てず騒がずのマイペースだ。
倒木を見るといても立ってもいられないあ〜隊員
 |
約２時間のルッキング採集ののち大きな倒木に吸い寄せられる隊員がいた。
言わずと知れたあ〜隊員だ。
倒木を割るも、全く成果なしのため、いったん峠まで戻ることにする。
日本各地から林道に集合したくわ馬鹿達
 |
峠で安達さん達と合流した。
くわ馬鹿なみなさんが１０人も揃うとなかなか話が尽きない。
しかし、午後の部に備えて３０分ほどでお別れし、燃料補給のために村へ戻ることにした。
村へ戻る途中で車内からまたまたヒメオオを発見する。
だが、その先でＨａｔａｎａｋａパパが５３ミリの特大サイズをゲットしていた。
少し悔しかったりした。
午後の部
日林道で少々疲れ気味の隊員達
 |
その後ＭＡＴＳＵＤＡさんポイントを歩き回るが、全く見あたらず。
体力の限界もあり私は林道上で倒れ込むように寝てしまった（らしい）。
やっとの事で車まで戻るも、他の隊員達も車で熟睡していた。
下見オフにしては今回は少しハードすぎたようだ。
別ポイントを１カ所廻り、疲れを癒すために温泉へと向かう。
ところが、「温泉よりヒメオオ」という格言どおり、温泉をパスして夕方の林道へ再び向かった。
しかし、我々くわハウス隊やＨａｔａｎａｋａ安達爆発隊といった根こそぎ隊に２度も３度もルッキングされては見逃したくわ達もいるはずはない。
残念ながら午後の部ゼロにて林道を後にした。
夜の部
灯火前で疲労困憊の３人の隊員
 |
村の灯火ポイントに戻り、ライトトラップを設営する。
設営完了後、トラップ見張りと外灯廻りのグループに分かれ採集を競う。
だが、飛んでくるのはアカアシ・コクワ・カブトばかり。
計１４頭採ったところで雨が落ちてきたため午後１１時に撤収した。
東北道「矢板北パーキングエリア」ですら自販機採集を試みるウチヤマ隊員
 |
帰り道の外灯や自販機前でもクワを探すが、ここでも全く見あたらず、夜の部はイマイチな結果で終わってしまった。
東北道「矢板北」で解散し、２５日の再会を誓い合って檜枝岐下見オフは完了した。
隊員のみなさん、本当にお疲れさまでした。
本日の戦果 ヒメオオ１４頭 アカアシ・コクワ・カブト 計１７頭
この時の採集記は、あ〜さんの採集記でもお楽しみいただけます。
ＨＯＭＥ