煙幕採集について
煙幕採集は数あるクワガタ採集方の中でも
圧倒的に最悪な採集方法
であると考える。
煙幕採集は絶対にやめて貰いたい。
煙幕採集が最悪と考える理由は「林の中で火を使う」と言う理由からである。
つまり、最悪の場合山火事の心配がある。
仮に火事にならなくても、煙幕の煙を見た地元の人が、
「すわ、山火事か?」
と心配されるだけでも最悪だと考える。
実際、ぼや騒ぎのせいで立入禁止になっているポイントの何と多いことか。
当たり前だと思う。
住んでいる人にとって山火事ほど恐ろしい物はないであろう。
仮に個人の持ち山であっても、
「クワガタ採集くらいさせてやろう」
と思ってくれる人はいるだろう。
だが、それにより山火事の心配をさせられるのであれば立入禁止にするのは当然である。
それをとがめる権利は、当然ながら我々にはない。
また、火事の心配がなかったとしても、やはりろくな採集方法ではないと思われる。
問題は、煙幕を入れた洞は樹液が枯れてしまうと言うことである。
ごく希な例として、煙幕を入れた洞でも樹液が枯れずに出続けていることもあると言う話も聞く。
しかし、基本的には樹液は枯れると考えた方が間違いはない。
その理由については、確かめたことがあるわけではないのだが、煙幕によって樹液を出させているボクトウガの幼虫などが死んでしまうからではないだろうか。
煙幕を入れた洞は本当に樹液が枯れるのかどうかと思い、1998.07.04にその辺も確認に韮崎に行って来た。
結果、少なくとも私の見る限りでは、青くなっている洞からは樹液が出ている所はなかった。
樹液が出なくなるとどうなるか、なんてことは今更書くまでもないだろう。
当然その洞にはクワガタが入ることはなくなり、もしかするとまだまだクワガタをとり続けることが出来たかも知れないポイントを失うことになるわけである。
まさに、煙幕採集をする人は馬鹿としか言いようがない。
煙幕採集をすると言うことは、自分の首を絞めることに他ならないのである。
絶対に煙幕採集はやめよう!!
たばこ
たばこも山火事に関しては心配の種である。(実は煙幕採集以上かも知れない)
実は私もヘビースモーカーで、林の中とは言ってもずっと我慢していることは出来ない(^^; (申し訳ない!)
その代わりと言うわけではないが、採集に行くときは携帯用灰皿を持ち歩くことにしている。
間違ってもポイ捨てなどをし、ぼやなどを起こさないように気を付けてもらいたい。
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